サン・パウロ (São Paulo) はブラジル海軍の戦艦。ミナス・ジェライス級。

艦歴

イギリスのヴィッカース社で建造。1907年4月30日起工。1909年4月19日進水。1910年7月12日就役。

第一次世界大戦中の1917年にブラジルがドイツに宣戦布告すると、「サン・パウロ」はイギリスのグランドフリートに加わる事となり、改修のため一旦アメリカへ向かった。しかし、それが完了したのが1920年であり、大戦には間に合わなかった。


1947年8月2日除籍。練習艦として1951年8月まで残された後、解体のためen:Iron and Steel Corporation of Great Britainへ売却された。売却額は18,810,000クルゼイロであった。

1951年9月20日、8人が乗り組んだ「サン・パウロ」は曳船「Dexterous」と「Bustler」に曳航されてリオ・デ・ジャネイロより解体業者の元へ向け出航した。11月初め、アゾレス諸島の北で嵐に遭遇。11月4日ないし6日の17時30分(UTC)、「サン・パウロ」は右側にひかれて波の合間に入った。それにより曳船は後ろに引きずられ、「Dexterous」はあらかじめ決めてあった通り、衝突を避けるため曳索を切断して離れた。しかし、「サン・パウロ」の大きな重量が急にかかったことで、「Bustler」の曵索はたるんだ。結果、曳索は曳船のプロペラに絡まり、はずれた。漂流する「サン・パウロ」の左舷の航海灯は数分で見えなくなった。アメリカのB-17やイギリス機が捜索に送られ、11月15日に発見報告があったものの誤報であった。結局「サン・パウロ」や乗っていた者は見つからず、捜索は12月10日に打ち切られた。

1954年10月14日、イギリスの商務庁がこの件の報告書を公表した。商務庁は、「サン・パウロ」は1951年11月4日17時45分に北緯30度49分 西経23度30分 (30.81666, −23.5)で沈没したとしている。

脚注

参考文献

  • Ribeiro, Paulo de Oliveira. "Os Dreadnoughts da Marinha do Brasil: Minas Geraes e São Paulo [The Dreadnoughts of the Brazilian Navy]." Poder Naval Online. Last modified 8 June 2008.
  • Whitley, M.J. Battleships of World War Two: An International Encyclopedia. Annapolis: Naval Institute Press, 1998. ISBN 1-55750-184-X. OCLC 40834665.

関連項目

サン・パウロ (空母)


え、空母サンパウロ買うの!? ブラジル沖漂う沈みかけの幽霊船に救いの手 事態は急展開 News WACOCA JAPAN

空母「サンパウロ」ブラジル軍の象徴がなぜ漂流船に? 南米唯一の空母が“全体的にダメダメだった”理由とは 乗りものニュース

画像ギャラリー ああ、空母サンパウロ沈んじゃった… 思えば退役前から問題だらけの艦だった? 乗りものニュース

画像ギャラリー 空母「サンパウロ」ブラジル軍の象徴がなぜ漂流船に? 南米唯一の空母が“全体的にダメダメだった”理由とは

砲艦サンパブロ 中古DVD・ブルーレイ ブックオフ公式オンラインストア